【AWS英単語】S3で学ぶ!実用英語10選をわかりやすく解説

英会話

AWSの日本語ドキュメントを読み「なんか分かりにくい・・・」と思い、英語で読もうとしたことはありませんか?

AWSの公式ドキュメントはまず英語で発表され、その後日本語のものが用意されることがほとんどです。

いち早く情報をキャッチして、正確に理解するには英語で読めるようになっておきたいですよね。

私は現在IT部門で働いており、AWS SAA & TOEIC スコア800点を取得しています。

この記事では、AWS公式サイトのS3の説明を参考に書かれている内容をもとに、頻出の英単語とそれをTOEIC基準でのレベルをご紹介します!

この記事はこんなITエンジニアにおすすめ!

  • 英語でAWSのドキュメントを読めるようになりたい人
  • 今後、英語を使ってキャリアアップしたい人

この記事のライター

  • 金融機関のIT部門にて対個人向けアプリに携わる(主にPM業務)
  • be動詞も分からない状態から約3年で英検準1級取得 & TOEIC L&Rスコア 815
  • AWS SAA、基本情報技術者

はじめに、この記事でご紹介する英単語についてです。

英単語の意味とTOEICスコア換算での難易度をご紹介します。

S3の概要について、まずは英語で見ていきましょう。赤枠で囲っている箇所がこの記事でご紹介する英単語です。

日本語訳

Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) は、業界トップのスケーラビリティ、データ可用性、セキュリティ、パフォーマンスを提供するオブジェクトストレージサービスです。

あらゆる規模・業界で何百万もの顧客が、データ レイク、クラウド ネイティブ アプリケーション、モバイルアプリなど、事実上あらゆるユースケースのあらゆる量のデータを保存、管理、分析、保護しています。

コスト効率の高いストレージクラスと使いやすい管理機能により、コストの最適化、データの整理と分析、および特定のビジネス要件とコンプライアンス要件を満たすための微調整されたアクセス制御の設定が可能になります。

industry leading(業界トップの)

industry leading」は、競合に対して品質や信頼性で大きな優位性を持つことを表します。AWS S3のドキュメントでは、サービスの耐久性や信頼性を強調するために「industry leading」が使われています。

例えば、「industry leading durability」(業界トップの耐久性)といった表現が見られます。この言葉は、自社の技術的な強みを強調したいときに用いられ、「best-in-class」(最高品質の)や「world-class」(世界水準の)といった類語とも比較されますが、「industry leading」は特に業界内でのトップポジションを示す際に適しています。

optimize(最適化する)

optimize」は、リソースを効率的に活用するためにプロセスや設定を「最適化する」ことを意味します。

AWS S3のパフォーマンスを改善する際、「optimize」が頻出するのは、サーバー負荷やネットワーク効率を最大限に高める設定方法を説明する際です。

例えば、「To optimize your S3 storage costs, use lifecycle policies」(S3のストレージコストを最適化するには、ライフサイクルポリシーを使用してください)といった使い方がされます。

類語の「enhance」(向上させる)や「improve」(改善する)も似ていますが、「optimize」は目標に最適な状態を目指すニュアンスが強いです。

requirements(要件)

requirements」は、システムやプロジェクトが成功するために必要な条件や仕様を指します。

AWS S3のドキュメントで「requirements」が使われる場合、必要な設定やセキュリティ要件など、利用者がサービスを活用するために満たすべき条件を示します。

例えば、「security requirements」(セキュリティ要件)という形で使われ、「specifications」(仕様)や「criteria」(基準)といった言葉と共に、サービス利用における必須事項としてよく用いられます。

次にS3のスケーラビリティについてです。スケーラビリティとは、システムの利用者数や負荷状況に応じて柔軟に適応できる能力のことです。

日本語訳

S3では、比類のないパフォーマンスで、エクサバイトまで事実上あらゆる量のデータを保存できます。

S3 は十分な柔軟性があり、データを追加および削除すると自動的に拡大および縮小します。

準備する必要はなく、使用した分だけお支払いいただきます。

provision(提供・準備)

provision」は、サービスやリソースを「提供する」または「準備する」ことを意味し、AWSのようなクラウド環境のセットアップでよく使われます。

「provision storage resources on demand」(必要に応じてストレージリソースを提供する)などの例で使われ、クラウド上でリソースを動的に追加・削除する行為を指します。

類似の「allocate」(割り当てる)や「supply」(供給する)と異なり、「provision」はIT分野で「必要に応じて準備・提供する」という意味合いが強い言葉です。

耐久性と可用性について見ていきましょう。耐久性と可用性とは、一言でいうと「システムをどれだけ正常な状態で使うことができるか」です。

日本語訳

Amazon S3は、クラウド内で最も耐久性のあるストレージと業界トップの可用性を提供します。 S3は、独自のアーキテクチャに基づいて、クラウドで最も強力なSLA に支えられ、デフォルトで99.999999999% (11 ナイン) のデータ耐久性と 99.99% の可用性を提供するように設計されています

durable(耐久性がある)

durable」は、「耐久性がある」ことを表します。

AWS S3では、「durable storage」(耐久性のあるストレージ)といった形で用いられ、データが消失しにくいという信頼性を示します。

例えば、「S3 provides highly durable storage for your data」(S3は高い耐久性を持つストレージを提供します)といった文脈で出てきます。

類語の「reliable」(信頼性のある)も似た意味ですが、「durable」は特に時間が経過しても品質が変わらない点に焦点を当てた言葉です。

designed(設計された)

designed」は、ある目的や機能を果たすために「設計された」という意味です。

AWS S3の仕様や機能が特定のニーズに応じて意図的に作られていることを示します。

例えば、「S3 is designed to handle large amounts of data」(S3は大量のデータを扱えるよう設計されています)という表現が見られます。

「planned」(計画された)や「intended」(意図された)も似た意味ですが、「designed」は意図的に形や機能が構築されたニュアンスを強調します。

S3のセキュリティとデータ保護についてです。不正なアクセスやサイバー攻撃から防御するためには必須要件となります。

日本語訳

比類のないセキュリティ、データ保護、コンプライアンス、アクセス制御機能でデータを保護します。 S3 はデフォルトで安全かつプライベートで暗号化されており、S3 リソースへのアクセス要求を監視するための多数監査機能もサポートしています。

capabilities(機能)

capabilities」は、サービスや製品が持つ「能力」や「機能」を表す言葉です。

AWS S3の「capabilities」には、データストレージの柔軟性やスケーラビリティの特徴が含まれます。例えば、「S3 has data storage capabilities that can scale as your needs grow」(S3はニーズの増加に応じてスケールするデータストレージ機能を持っています)といった使い方が一般的です。類語に「features」(特徴)や「functions」(機能)がありますが、「capabilities」はより広範で包括的な能力を示します。

numerous(多数の)

numerous」は「数多くの」や「多数の」という意味で、S3の様々なサービスやオプションを説明する際に使用されます。

「numerous storage options」(数多くのストレージオプション)といった表現があり、多様な選択肢を示すために用いられます。

類語の「various」(さまざまな)も似ていますが、「numerous」は特に「量が多い」ことを強調する点で異なります。

auditing(監査)

auditing」は、セキュリティやコンプライアンスの分野で「監査」を意味し、AWS S3のアクセスやデータ管理に関連する監査機能を指します。

例えば、「S3 provides auditing capabilities to track data access」(S3はデータアクセスを追跡する監査機能を提供します)といった例で使われ、アクセス履歴の確認や不正アクセスの防止の観点から重要です。

似た単語に「inspection」(検査)がありますが、「auditing」は正式な基準に基づく点検という意味合いが強いです。

最後に、S3の料金についてです。S3は料金が低価格なことで有名です。詳細な料金については、S3の種類や利用頻度に応じて変わります。

日本語訳

S3 は、あらゆるワークロードに対して最高のコスト パフォーマンスを備えた複数のストレージ クラスと自動化されたデータ ライフサイクル管理を提供するため、頻繁に、またはほとんどアクセスされない大量のデータをコスト効率の高い方法で保存できます。

S3 は、回復力、柔軟性、レイテンシー、スループットを提供し、ストレージがパフォーマンスを制限しないことを確実にします

ensure(確実にする、保証する)

ensure」は、何かを「確実にする」「保証する」ことを意味し、AWS S3のセキュリティやデータ保護について説明する際によく使われます。

「to ensure data durability」(データの耐久性を確保する)などの表現があり、クラウド環境での信頼性を保証するニュアンスが含まれています。

「guarantee」(保証する)とも似ていますが、「ensure」は自らが行動して目的を達成するイメージが強い言葉です。

まとめ

この記事では、AWS S3公式を参考に実用的な単語10選をご紹介しました。

AWS S3のドキュメントに登場する英単語は、実用的な英語だけでなく、技術的な意味を踏まえた理解も求められます。

それぞれの単語が持つニュアンスを掴むことで、クラウドサービスの理解が深まるだけでなく、技術的な英語の表現力も向上します。

英語で技術書を読めるようになると、エンジニアとしての情報収集能力を格段に上げることができます。

英語学習を続け、エンジニアとしてのキャリアアップをしていきましょう!

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